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データ作成ガイド

マスターを準備する

マスター作成注意点
マスター作成注意点

プレス・コピーにおけるエラー原因の多くは、原盤となるマスターメディアのエラーおよび
マスター作成時の書き込みエラーよるものです。
現在ではレコーダーにバッファなどが装着され、メモリも多く積まれるようになったので、
データのエラーはほとんど無い様ですが、同時に他の作業をしながらのマスター製作は
おやめください。

ハイクオリティの音質を希望される場合、
オーディオCD専用ドライブで書き込みされると音質の低下を防ぐ事が出来ます。

マスターの返却
基本的には、お預かりしたマスターデータの返却はしておりません。
ご希望の場合は、事前にお知らせください。返却日数が掛かりますのでご了承ください。
スタンパーの在庫管理は、追加生産が予測される場合は事前にお伝えください。

オーディオCDマスターAudio CD Master

規格・最大容量CD
650MB(推奨)
マスター入稿形態 CD-R CD-DA(音楽CD)
※パソコンではないプレーヤーで再生できる状態
(WAV、MP3不可)
DVD-R DDP
ファイルオーディオマスター
推奨メディア 太陽誘電「That's CD-R for Master」等、高品質なものをお勧め致します。
ライティングソフト
CD-Rドライブ
書き込みは、パソコンのライティングソフトを使用し、
内蔵(もしくはUSBなどで外付け)されているCD-Rドライブで行ってください。

パソコンに接続せずにCD-Rへ書き込みが可能な機器(CD-Rレコーダーやハードディスクレコーダーなど)で制作されたマスターは、民生機等で再生可能であっても、スタンパー製作の際にエラーが出る可能性がありますので、
ご注意ください。
書き込み形式 ディスク・アット・ワンス形式で行ってください。

トラック・アット・ワンスなど他の形式で書き込みされたマスターは、
プレス用マスターとして使用することができません。
収録時間 収録時間は、74分以内になるように制作してください。
74分を超える場合は、再生不良などが起こる可能性が高いので、
ご注意ください。
サブマスター マスター不具合に備え、必ずサブマスターをご入稿ください。
サブマスターは、マスターと別メーカーのCD-Rメディアを使用される事を
お勧め致します。
動作確認・検証 CD-DA
(音楽CD)
書き込みが完了したCD-Rマスターは、正常に再生・読み取りができるか、必ず複数のCDプレーヤーにてご確認をお願い致します。

CDプレーヤーで再生できない場合、CD-DA(音楽CD)の
形式ではない可能性がありますので、ご確認をお願い致します。
CD-TEXTについて、音楽データとは別に、ディスクタイトル、曲名など文字情報が付加されたCD-TEXT形式でのご入稿の場合、対応機種でご確認頂き、ご注文時に弊社へお知らせください。

※プレス工程でNGが出た場合は、消去して作業を
進めますので、予めご了承ください。
CD-ROM複数のパソコン等で正常に再生・読み取りができるか
ご確認をお願い致します。
CD-EXTRA CD-EXTRAのマスターは、CD-DA形式のデータと映像や画像などのROMデータが1枚のCD-Rに書き込まれた状態で
作成し、それぞれのご確認をお願い致します。
編集・書き込み 各曲冒頭部分には、音切れ防止のために、
必ず5フレーム程度(約0.2秒)の空白部分を入れてください。
(各曲が連続して再生される状態で編集されたミックスCDは別)
編集後、ライティングソフトからタイムシート(詳細情報)をプリントアウト
するか、手書きでも結構ですので、ご入稿時に同封してください。
書き込み速度は、推奨されている適正速度にて行ってください。

DVDビデオマスターDVD Video Master

規格・最大容量DVD-5(片面一層)
4.7GB
DVD-9(片面二層)
8.5GB
マスター入稿形態 DVD-5
(一層)
DVD-R
書き出しフォーマット:DVD-Video

DVD-R'プラントダイレクト'
書き出しフォーマット:DDP2.0

DLTテープ
推奨テープ:DLT TAPE Ⅲ/ⅢXT/Ⅳ
推奨DLTドライブ:DLT4000/7000/8000
書き出しフォーマット:DDP2.0
DVD-9
(二層)
DVD-R'プラントダイレクト'(2枚)
書き出しフォーマット:DDP2.0

DLTテープ(2本)
推奨テープ:DLT TAPE Ⅲ/ⅢXT/Ⅳ
推奨DLTドライブ:DLT4000/7000/8000
書き出しフォーマット:DDP2.0
オーサリング&書き込み オーサリングソフトを使用して、DVD-Rまたはプラントダイレクトへの書き込みを
して下さい。
また、ご使用されるDVD-Rメディアは互換性の高いもの、高品質なものを
ご使用される事をお勧め致します。
家庭用のDVDレコーダーで作成したDVD-Rは、プレス用のマスターとしては
適さないので、ご注意ください。
コピーガード(CSS) コピーガードをご希望される場合は、DDPファイルでの作成が必要となりますので、
プラントダイレクトでのご入稿となります。
また、CSSキーファイル設定が必要です。
リージョンコード
(再生可能地域コード)
DVD-VIDEOの場合、リージョンコード(再生可能地域コード)の情報が必要です。
リージョンコードを設定(日本は<2>)する場合、
プラントダイレクトでのご入稿となります。
DVD-Rでのご入稿の場合、リージョンコードは<ALL>です。
■リージョンコード(再生可能地域コード)
<1>北米/カナダ
<2>ヨーロッパ/中東/日本/南アフリカ
<3>アジア太平洋地域
<4>南米/オーストラリアとその周辺
<5>ロシア/東ヨーロッパ/中央アジア/アフリカ
<6>中国
<ALL>地域制限無し
マスター入稿形態 プレスは、マスターの内容が忠実に複製されます。
不具合があった場合、プレスされた製品も同じ状態で製造されますので、
余裕をもったご入稿(再入稿いただく場合もありますので)をお勧め致します。
また、マスターの作成状況(使用ソフト、書き込み状況等)や、
オーサリング内容については、ご入稿いただく前に、充分に検証・確認の程、
お願い致します。
ご入稿マスターに起因する不具合につきましては、当社で一切の責任を負いかねますので、予めご了承ください。
プレスまたはコピーされたDVD製品につきましては、
再生機器との互換性の問題や相性によって、正常に再生されないなどの不具合が
発生する可能性がありますが、全ての再生機器について動作保証がされている
わけではありませんので、予めご了承の上、発注をお願い致します。
ご注意

法律に抵触する映像・画像・文書の作成・複製は一切お断りいたします。
ご注文されてご本人様以外が著作権者の場合、著作物複製許諾証明書の提出をしていただきますので、あらかじめご了承下さい。